小児喘息の発作

小児喘息の発作が起こると、最初はかわいた「コンコン」という咳なのですが、喘息の症状が悪化してくると咳が激しくなって、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という呼吸音がしてきます。聞いているだけでも苦しくなってくるような呼吸の音です。小児喘息の発作は起きると寝ていると苦しいので、座った状態で、肩で息をする起坐呼吸になります。喘息の発作が起きた場合には、呼吸困難になることもあるので、すぐに受診する必要があります

小児喘息の対処法

小児喘息の発作をなるべく起こさないように、アレルギーの原因や誘因を取り除く対策をしましょう。また、喘息の発作が起こってしまった時の家での対処法とケアの仕方も覚えておくことは大切です。
喘息の発作が起きたときは、衣服をゆるめて、腹式呼吸でゆっくり深呼吸するように子供に言います。でも、苦しくて腹式呼吸がうまくできない時は、背中や腰をさすってあげて、呼吸を整えさせてあげましょう。このときの体勢は体を横にして寝かせると苦しいので、座らせたり、背中に布団などを入れたりしてできるだけ上体を高い位置に保つようにします。忘れずに水分も少しずつ与えるようにしてください。体を温めると発作がひどくなる場合があるので、お風呂は短時間に、体に負担のかからない程度にします。対処しても喘息の発作がおさまらない時は、すぐに病院を受診してください。

小児喘息の運動療法 水泳

小児ぜんそくを治す運動療法としてスイミングが効果的と言われています。小児喘息には水泳が良い理由は、身体が鍛えられるということです。ただ、水の中で歩くだけでも、十分に全身運動になるからです。特に、運動した後に喘息の発作が起こりやすい運動誘発喘息の子供は、身体を鍛えておくことは大切です。運動して筋力をアップさせておけば、喘息の発作の回数を少なくし、喘息の発作が起きても軽症に済ませることができます。水泳という運動する環境は、喘息を持っている子供に適しているといえます。でも、運動して身体を鍛えることは大切ですが、運動もやり方を間違えると、かえって小児喘息に悪影響を与えることもあります。また、寒くて乾燥している場所での運動は、発作を起こしやすい環境です。温水プールのような温かくて湿気のある場所が最適なのです。しかし無理は禁物です。適度に休憩を入れながら、その子供に適した運動をするようにしてください。運動は水泳に限らず、子供の成長にとって大切なことですので、喘息には水泳決めつけずに取り組んでください。

小児喘息とアレルギー

子供の喘息は大人の喘息とは違い、その原因のほとんどはアレルギーに寄るものです。発作を起こす子どもはハウスダスト、カビ、ダニ、花粉、食べ物、動物の毛などにアレルギー反応を示していることが多いので、喘息が起こった時には、血液検査で、どのようなものにアレルギー反応があるのかを調べる必要があります。ほこりやダニの原因となるじゅうたんは取り除き、ぬいぐるみや観葉植物をこまめに掃除しましょう。また、動物の毛に反応している場合は、ペットを飼うことをやめたりして、できる限りアレルゲンとなるものを取り除きましょう。

小児喘息の発作と対処法